草刈機の刃の種類と選び方【チップソー・ナイロンコードの違い】

草刈機の刃で悩んでいる人
「草刈機の刃って、どれを選べばいいんだろう。チップソー、ナイロンコード、笹刈刃など色々あって分からない。初心者でも使いやすい刃や、草の種類に合った選び方を知りたい。」

こういった疑問に答えます。

本記事の内容

・草刈機の刃の種類
・チップソーの特徴
・ナイロンコードの特徴
・金属刃・笹刈刃の特徴
・初心者におすすめの刃
・草の種類に合った刃の選び方
・刃を使う時の注意点

この記事を書いている私は、北海道で林業の仕事をしています。
現場経験は13年以上あります。

林業や山仕事では、草刈機を使う場面がよくあります。
草刈機は本体も大事ですが、実は「どの刃を使うか」でも作業のしやすさがかなり変わります。

初心者向けに、草刈機の刃の種類と選び方を分かりやすくまとめます。

草刈機の刃は「刈る場所」と「草の種類」で選ぶ

結論から言うと、草刈機の刃は、刈る場所と草の種類で選ぶのが大事です。

草刈機の刃には、いくつか種類があります。

・チップソー
・ナイロンコード
・金属刃
・笹刈刃
・樹脂刃

どれが一番良いというより、使う場所によって向き不向きがあります。

柔らかい草を刈るなら、ナイロンコードでも十分な場合があります。
一般的な草刈りなら、チップソーが使いやすいです。
笹や硬い草を刈るなら、笹刈刃や金属刃が使われることもあります。

初心者は、まずチップソーとナイロンコードの違いを知ると分かりやすいです。

チップソーとは

チップソーは、草刈機でよく使われる丸い金属の刃です。

刃の外側に小さなチップが付いていて、その部分で草を刈ります。

ホームセンターなどでもよく売られているので、見たことがある人も多いと思います。

チップソーのメリット

チップソーのメリットは、次のとおりです。

・一般的な草刈りに使いやすい
・切れ味が良い
・柔らかい草から少し硬めの草まで対応しやすい
・種類が多い
・手に入りやすい

普通の草刈りなら、チップソーを使う人が多いです。

畑のまわり、空き地、道路わき、山の下草など、いろいろな場所で使えます。

初心者が最初に使うなら、チップソーは分かりやすい選択肢です。

チップソーのデメリット

チップソーにもデメリットがあります。

・石に当たるとチップが欠ける
・硬いものに当たると反動がある
・刃が摩耗する
・足元に注意が必要
・飛び石に注意が必要

草の中には、石、針金、空き缶、木の枝などが隠れていることがあります。

チップソーが硬いものに当たると、刃が欠けたり、反動が出たりします。

特に初心者は、地面に刃を強く当てすぎないように注意しましょう。

ナイロンコードとは

ナイロンコードは、金属の刃ではなく、樹脂製のコードを回転させて草を刈るタイプです。

丸いコードや四角いコードなど、いろいろな種類があります。

コードが高速で回転して、草を叩き切るように刈ります。

ナイロンコードのメリット

ナイロンコードのメリットは、次のとおりです。

・壁際や塀の近くで使いやすい
・石が多い場所でも使いやすい
・金属刃より怖さが少ない
・柔らかい草に向いている
・刃が欠ける心配が少ない

ナイロンコードは、家のまわりや石の多い場所で便利です。

チップソーだと石に当たって刃が欠けるような場所でも、ナイロンコードなら使いやすいことがあります。

壁際、ブロック塀の近く、庭まわりなどでは特に便利です。

ナイロンコードのデメリット

ナイロンコードにも注意点があります。

・太い草や硬い草には弱い
・草や小石が飛びやすい
・コードが減る
・パワーが必要な場合がある
・飛散物が多くなりやすい

ナイロンコードは金属刃より安全そうに見えますが、油断はできません。

草や小石がかなり飛びます。

防護メガネ、フェイスガード、長袖、長ズボン、すね当てなどは必ず使った方がいいです。

チップソーとナイロンコードの違い

チップソーとナイロンコードの違いを簡単にまとめると、こうです。

チップソーが向いている場所

・一般的な草刈り
・畑の周り
・空き地
・道路わき
・山の下草
・少し硬めの草

チップソーは、切れ味が良く、幅広い草刈りに使いやすいです。

普通の草刈りなら、まずはチップソーで問題ないことが多いです。

ナイロンコードが向いている場所

・家のまわり
・壁際
・ブロック塀の近く
・石が多い場所
・柔らかい草
・庭の仕上げ刈り

ナイロンコードは、障害物の近くで使いやすいです。

ただし、太い草や硬い草には向かないことがあります。

初心者にはどちらがおすすめか

初心者が最初に選ぶなら、まずはチップソーが使いやすいと思います。

理由は、一般的な草刈りに対応しやすいからです。

ただし、家の周りや石が多い場所を刈るなら、ナイロンコードも便利です。

おすすめは、作業場所に合わせて使い分けることです。

・広い場所や普通の草刈り → チップソー
・壁際や石の多い場所 → ナイロンコード

このように考えると分かりやすいです。

金属刃とは

金属刃は、金属でできた刃です。

チップソーとは違い、刃そのものが金属でできているタイプもあります。

硬い草や茎を刈る場面で使われることがあります。

金属刃のメリット

・硬い草に使いやすい
・切れ味がある
・研いで使えるものもある
・耐久性があるものもある

金属刃のデメリット

・扱いに注意が必要
・石や硬いものに当たると反動がある
・初心者には怖さがある
・飛散物に注意が必要

金属刃は便利ですが、初心者がいきなり難しい場所で使うのはおすすめしません。

まずは安全な場所で、基本を覚えてから使った方がいいです。

笹刈刃とは

笹刈刃は、笹や硬めの草を刈る時に使われる刃です。

林業の現場では、笹や下草を刈る場面があります。

そういう場所では、笹刈刃が使われることもあります。

笹刈刃のメリット

・笹に向いている
・硬めの草を刈りやすい
・山仕事で使われることがある
・研いで使えるものもある

笹刈刃のデメリット

・初心者には扱いが難しい
・目立てが必要になる
・反動に注意が必要
・石に当てると危険

笹刈刃は便利ですが、初心者が最初から使う刃としては少し難しいです。

山仕事で必要な場合は、経験者に使い方を教えてもらった方が安全です。

樹脂刃とは

樹脂刃は、プラスチックのような素材でできた刃です。

家庭用の充電式草刈機などで使われることがあります。

樹脂刃のメリット

・軽い
・家庭用に使いやすい
・金属刃より怖さが少ない
・柔らかい草に向いている

樹脂刃のデメリット

・硬い草には弱い
・消耗しやすい
・本格的な草刈りには向かない場合がある

庭まわりの軽い草刈りなら使いやすいですが、山仕事や広い場所にはあまり向かないことがあります。

草の種類別の刃の選び方

草の種類によって、使いやすい刃は変わります。

柔らかい草

柔らかい草なら、ナイロンコードやチップソーが使いやすいです。

庭や家のまわりなら、ナイロンコードでも十分な場合があります。

普通の雑草

一般的な雑草なら、チップソーが使いやすいです。

迷ったら、まずはチップソーでいいと思います。

太い草

太めの草なら、チップソーや金属刃が使いやすいです。

ただし、無理に刈ろうとすると草刈機に負担がかかります。

笹を刈るなら、笹刈刃が使われることがあります。

ただし、笹刈りは作業も大変です。

初心者は無理せず、経験者に教わりながら作業した方がいいです。

ツル草

ツル草は、刃に絡まりやすいです。

チップソーでも絡むことがあります。

無理に回し続けると危険なので、絡まったら必ずエンジンを止めて取り除きましょう。

場所別の刃の選び方

刈る場所によっても、刃の選び方は変わります。

庭まわり

庭まわりなら、ナイロンコードや樹脂刃が使いやすいです。

壁際や石の近くでも使いやすいからです。

ただし、飛び石には注意しましょう。

畑や空き地

畑や空き地なら、チップソーが使いやすいです。

草の量が多い場合は、切れ味の良いチップソーを使うと作業が楽です。

山や林業現場

山や林業現場なら、チップソー、笹刈刃、金属刃などを使い分けることがあります。

笹や硬い草が多い場所では、普通のチップソーだけでは大変なこともあります。

ただし、山での草刈りは足元も悪く、かなり危険です。

初心者は無理をせず、安全装備をしっかり使いましょう。

道路わき

道路わきは、石やゴミが多いことがあります。

チップソーを使う場合は、飛び石に注意が必要です。

人や車が近くにいる場合は、作業を止めるくらいでいいです。

草刈機の刃を使う時の注意点

草刈機の刃を使う時は、次の点に注意してください。

1. 刃の取り付けを確認する

作業前に、刃がしっかり取り付けられているか確認しましょう。

取り付けがゆるいと危険です。

刃の向きや締め付けも確認します。

分からない場合は、説明書を見てください。

2. 欠けた刃を使わない

チップが大きく欠けた刃や、曲がった刃は危険です。

振動が出たり、まっすぐ回らなかったりすることがあります。

刃の状態が悪い場合は、交換しましょう。

3. 周りに人を近づけない

草刈りでは、小石や草が飛びます。

作業中は、周りに人を近づけないようにしましょう。

特に子どもやペットは危険です。

4. 防護メガネを使う

草刈りでは、目の保護がかなり大事です。

飛び石が目に当たると危険です。

防護メガネやフェイスガードを必ず使いましょう。

5. 地面に強く当てすぎない

刃を地面に強く当てると、石を飛ばしたり、刃を傷めたりします。

草刈りは、地面を削る作業ではありません。

刃を少し浮かせる感覚で使うと、安全に近づきます。

6. 硬いものに当てない

石、鉄、コンクリート、針金などに刃を当てると危険です。

作業前に、見える障害物は取り除きましょう。

草の中に何が隠れているか分からない場所では、特に慎重に作業します。

初心者が失敗しやすいポイント

初心者が草刈機の刃で失敗しやすいのは、次のような点です。

1. どこでも同じ刃で刈る

場所によって向いている刃は違います。

石が多い場所でチップソーを使うと、欠けやすいです。

柔らかい草だけならナイロンコードでも十分です。

作業場所に合わせて使い分けることが大切です。

2. 刃が悪くなっても使い続ける

切れ味が悪い刃を使うと、作業が大変です。

無理に刈ろうとして、草刈機を振り回す原因にもなります。

刃が摩耗したら交換しましょう。

3. 安全装備を使わない

草刈りで一番危ないのは、飛散物です。

小石や枝が飛んで、目や顔、足に当たることがあります。

防護メガネ、フェイスガード、手袋、長靴、すね当ては使った方がいいです。

4. 地面を削るように刈る

地面ギリギリを攻めすぎると、石を飛ばしたり、刃を傷めたりします。

初心者は、少し高めに刈るくらいでも大丈夫です。

安全を優先しましょう。

5. 草刈機を力任せに振る

草刈機は、力任せに振り回す道具ではありません。

刃の回転を使って、一定のリズムで刈る道具です。

力を入れすぎると疲れますし、機械も不安定になります。

初心者におすすめの刃

初心者におすすめなのは、まずは一般的なチップソーです。

理由は、幅広い草刈りに使いやすいからです。

ただし、庭まわりや石が多い場所なら、ナイロンコードも持っておくと便利です。

最初は、

・チップソー
・ナイロンコード
・防護メガネ
・フェイスガード
・手袋
・すね当て

このあたりをそろえると安心です。

草刈機本体だけでなく、刃と安全装備もセットで考えましょう。

まとめ:草刈機の刃は場所に合わせて選びましょう

草刈機の刃には、いろいろな種類があります。

・一般的な草刈りならチップソー
・壁際や石が多い場所ならナイロンコード
・笹や硬い草なら笹刈刃や金属刃
・庭の軽作業なら樹脂刃

初心者は、まずチップソーとナイロンコードの違いを覚えると分かりやすいです。

草刈機の刃は、どれか1つが万能というわけではありません。

刈る場所、草の種類、作業量に合わせて選ぶことが大切です。

そして、どの刃を使う場合でも、安全装備は必ず使いましょう。

草刈りは、小石や枝が飛ぶ危険があります。

防護メガネ、フェイスガード、手袋、長靴、すね当てを使って、安全に作業してください。

草刈りで大切なのは、早く終わらせることではありません。
ケガなく、安全に終えることです。

このブログでは、草刈機、チェンソー、薪作り、林業道具、山仕事について、現場目線で分かりやすくまとめていきます。

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