チェンソー作業に必要な道具まとめ【初心者向け】

チェンソー作業を始めたい人
「チェンソーを使うには、何をそろえればいいんだろう。チェンソー本体だけ買えば大丈夫なのか、安全装備も必要なのか知りたい。初心者が失敗しない道具選びを教えてほしい。」

こういった疑問に答えます。

本記事の内容

・チェンソー作業に必要な道具
・初心者が最初にそろえるべき安全装備
・あると便利な道具
・道具選びで失敗しやすいポイント
・林業現場で感じる安全装備の大切さ

この記事を書いている私は、北海道で林業の仕事をしています。
現場経験は13年以上あります。

チェンソー作業は便利ですが、使い方を間違えると大きなケガにつながる危険な作業です。
なので、初心者ほど「チェンソー本体」より先に、安全装備をしっかり考えた方がいいです。

チェンソー作業は道具選びがかなり大事です

結論から言うと、チェンソー作業に必要なのは、チェンソー本体だけではありません。

最低でも、次のような道具が必要です。

・チェンソー本体
・ヘルメット
・防護メガネ、またはフェイスガード
・イヤーマフ
・防護ズボン
・防振手袋
・安全靴
・燃料
・チェンオイル
・目立て道具
・工具類
・救急用品

チェンソーは木を切るための道具ですが、同時に非常に危険な機械です。

初心者のうちは、
「とりあえず安いチェンソーだけ買えばいい」
と思いがちですが、それはおすすめしません。

チェンソー作業で一番大切なのは、早く切ることではなく、安全に作業することです。

初心者が最初にそろえるべき道具

まず初心者がそろえるべき道具を、順番に紹介します。

1. チェンソー本体

まず必要なのはチェンソー本体です。

チェンソーには、大きく分けると次のような種類があります。

・エンジンチェンソー
・電動チェンソー
・バッテリーチェンソー

本格的な林業や太い木を切るなら、エンジンチェンソーが使われることが多いです。

一方で、庭木の手入れや細い木、薪作りの軽作業なら、バッテリーチェンソーや電動チェンソーでも十分な場合があります。

初心者がいきなり大きくて重いプロ用チェンソーを買うと、扱いきれずに危ないことがあります。

最初は、自分が何を切るのかを考えて選ぶのが大切です。

たとえば、

・庭木を切る
・薪作りをする
・山仕事で使う
・倒木処理をする
・仕事として林業で使う

このように、使う目的によって選ぶチェンソーは変わります。

初心者は、軽さ、扱いやすさ、部品の手に入りやすさを重視した方がいいです。

2. ヘルメット

チェンソー作業では、ヘルメットは必須です。

山仕事では、枝が落ちてくることがあります。
木を切っていると、予想外の方向から枝や木片が飛んでくることもあります。

特に林業の現場では、頭を守ることはかなり大事です。

おすすめは、フェイスガードとイヤーマフが付いた林業用ヘルメットです。

ヘルメット、顔の保護、耳の保護が一体になっているので、初心者にも使いやすいです。

3. 防護メガネ・フェイスガード

チェンソーを使うと、木くずや枝、小さな破片が飛んできます。

目に入ると危険です。

なので、防護メガネかフェイスガードを使いましょう。

林業用ヘルメットにフェイスガードが付いているものもありますが、それだけでは不安な場合は、防護メガネも一緒に使うと安心です。

目は一度ケガをすると取り返しがつきません。

初心者ほど、目の保護はしっかりした方がいいです。

4. イヤーマフ

エンジンチェンソーは音が大きいです。

短時間なら大丈夫と思うかもしれませんが、長く作業すると耳に負担がかかります。

林業用ヘルメットには、イヤーマフが付いているものがあります。

チェンソー作業をするなら、耳の保護も考えた方がいいです。

5. 防護ズボン

チェンソー作業で特に大事なのが、防護ズボンです。

チェンソーは一瞬のミスで足に当たることがあります。
普通の作業ズボンでは、チェンソーの刃を防ぐことはできません。

防護ズボンには、チェンソーの刃に絡む特殊な繊維が入っているものがあります。

もちろん、履いていれば絶対に安全というわけではありません。
それでも、万が一の時に被害を減らすためには、とても重要な装備です。

初心者ほど、防護ズボンはケチらない方がいいです。

6. 防振手袋

チェンソーは振動が強い道具です。

長時間使っていると、手や腕に負担がかかります。

防振手袋を使うことで、手への負担を減らしやすくなります。

また、木を扱う作業では、手を切ったり、ささくれが刺さったりすることもあります。

手袋は消耗品ですが、安全のためには大事な道具です。

7. 安全靴・林業用ブーツ

足元の装備も重要です。

山の中は、平らな場所ばかりではありません。
斜面、ぬかるみ、枝、石、切り株などがあります。

普通の靴だと滑りやすく、足を痛めることもあります。

チェンソー作業をするなら、安全靴や林業用ブーツを使った方が安心です。

特に山の斜面で作業する場合は、滑りにくさが大事です。

8. 燃料とチェンオイル

エンジンチェンソーを使う場合は、燃料が必要です。

多くのエンジンチェンソーは、混合燃料を使います。
ガソリンと専用オイルを決められた割合で混ぜたものです。

また、チェンソーにはチェンオイルも必要です。

チェンオイルは、ガイドバーとチェーンの摩擦を減らすために使います。

オイルが足りないまま使うと、チェーンやガイドバーを傷める原因になります。

初心者は、燃料とチェンオイルの確認を毎回するクセをつけた方がいいです。

9. 目立て道具

チェンソーは、刃が切れなくなると作業が危なくなります。

切れないチェンソーを無理に押し付けて使うと、疲れますし、キックバックなどの危険も高くなります。

目立て道具としては、丸ヤスリ、平ヤスリ、ゲージなどがあります。

最初は難しく感じるかもしれませんが、チェンソーを使うなら目立ては覚えた方がいいです。

切れるチェンソーは、作業が楽です。
逆に、切れないチェンソーは本当に危ないです。

10. 工具類

チェンソー作業では、簡単な工具も必要です。

たとえば、

・プラグレンチ
・ドライバー
・コンビレンチ
・チェーン調整用の工具
・予備のチェーン
・予備のプラグ

チェーンの張り具合を調整したり、バーを外したり、簡単な点検をしたりする場面があります。

現場でトラブルが起きた時に、最低限の工具があると助かります。

11. 救急用品

チェンソー作業では、救急用品も用意しておきましょう。

使わないのが一番ですが、万が一のために必要です。

最低限、

・絆創膏
・消毒用品
・包帯
・止血用の用品
・ポイズンリムーバー
・携帯電話
・笛

このあたりは用意しておくと安心です。

山の中では、すぐに助けが来られない場合もあります。

特に一人で作業する場合は、無理をしないことが大前提です。

あると便利な道具

ここからは、必須ではないけど、あると便利な道具です。

くさび

木を切る時に、くさびがあると便利です。

木がチェンソーを挟み込むのを防いだり、倒す方向を助けたりする場面があります。

ただし、伐倒作業は危険なので、初心者が自己流で大きな木を倒すのはおすすめしません。

トング・鳶口

丸太を動かす時に便利です。

手で無理に持ち上げるより、道具を使った方が体への負担を減らせます。

薪作りをする人にも使いやすい道具です。

薪割り斧

薪作りをするなら、薪割り斧もあると便利です。

チェンソーで玉切りして、斧で割る。
この流れで薪を作ります。

薪作り目的でチェンソーを買う人は、斧や薪割り台も一緒に考えるといいです。

メジャー・チョーク

薪の長さをそろえたり、切る位置を決めたりする時に使います。

見た目以上に便利です。

薪を販売する場合や、ストーブ用に長さをそろえたい場合には役立ちます。

初心者が道具選びで失敗しやすいポイント

初心者が失敗しやすいのは、次のような点です。

安さだけで選ぶ

安い道具がすべて悪いわけではありません。

ただし、安全装備を安さだけで選ぶのはおすすめしません。

特に、防護ズボン、ヘルメット、安全靴は、自分の体を守るものです。

ここをケチると、あとで後悔する可能性があります。

大きすぎるチェンソーを買う

初心者がいきなり大きなチェンソーを買うと、重くて扱いづらいです。

重いチェンソーは疲れやすく、疲れると事故のリスクも上がります。

最初は、作業内容に合ったサイズを選びましょう。

目立てを軽く考える

チェンソーは、刃が命です。

どんなに良いチェンソーでも、刃が切れなければ危険です。

初心者ほど、目立て道具と目立ての練習を大切にした方がいいです。

安全装備を後回しにする

これは一番よくないです。

チェンソーを買ってから安全装備を考えるのではなく、チェンソーと安全装備はセットで考えた方がいいです。

チェンソー本体より、安全装備の方が大事と言ってもいいくらいです。

最初に買うならこの順番がおすすめ

初心者がチェンソー作業を始めるなら、買う順番は次のような感じがおすすめです。

  1. ヘルメット
  2. 防護メガネ、またはフェイスガード
  3. 防護ズボン
  4. 安全靴
  5. 防振手袋
  6. チェンソー本体
  7. 燃料・チェンオイル
  8. 目立て道具
  9. 工具類
  10. 救急用品

普通はチェンソー本体を最初に考えがちですが、安全装備も同時にそろえた方がいいです。

特に初心者は、道具をそろえる段階から安全を意識しましょう。

チェンソー作業で一番大切なのは安全です

チェンソー作業で一番大切なのは、安全です。

早く切ることでも、たくさん切ることでもありません。

安全に作業して、ケガなく帰ることです。

林業の現場では、慣れている人でも事故の危険があります。

初心者ならなおさら、慎重なくらいでちょうどいいです。

・疲れたら休む
・分からない作業は無理にやらない
・一人で危険な作業をしない
・道具の点検をする
・安全装備を必ず使う

このあたりは、かなり大事です。

まとめ:チェンソーは本体より安全装備が大事です

チェンソー作業を始めるなら、チェンソー本体だけでなく、安全装備と整備道具もそろえましょう。

最低限必要なものは、次のとおりです。

・チェンソー本体
・ヘルメット
・防護メガネ、またはフェイスガード
・イヤーマフ
・防護ズボン
・防振手袋
・安全靴
・燃料
・チェンオイル
・目立て道具
・工具類
・救急用品

初心者ほど、道具選びを軽く考えない方がいいです。

特に、防護ズボン、ヘルメット、安全靴は、自分の体を守る大切な装備です。

チェンソーは便利な道具ですが、危険な道具でもあります。

安全装備をそろえて、無理をせず、基本を守って作業しましょう。

このブログでは、今後もチェンソーの選び方、目立て方法、薪作り、林業の道具について、現場目線で分かりやすくまとめていきます。

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