阪神9R・ポインセチアS(ダ1800m)
2着:ワンダーディーン
今回のポインセチアSで、個人的に「一番印象に残った馬」を挙げるなら、勝ち馬ではなくワンダーディーンです。
結果は2着。
ただし、この「2着」という数字だけで評価を止めてしまうのは、あまりにももったいない内容でした。
もちの木賞ではパイロマンサーと0.1秒差。
その時の時計が1分51秒7と、3歳ダート戦としては明確に水準以上。
この時点で「いずれオープンで通用する下地はある」と感じていましたが、今回の一戦でその印象はより強くなりました。
今回のレースは、前後半600mが38.0-36.2。
1000m通過が1分03秒7という数字が示す通り、完全に前が楽をできる流れです。
実際、勝ち馬はその展開を最大限に活かして逃げ切りました。
ワンダーディーンにとっては、決して噛み合った展開ではありません。
それでも最後はきっちり脚を使い、勝ち馬に0.1秒差まで迫った。
さらに言えば、3着以下には決定的な差をつけており、単なる「展開負けの2着」では済まされない内容でした。
注目したいのは、レース後半の安定感です。
ドスローの中でも折り合いを欠くことなく、自分のリズムを崩さずに運べた点は、今後クラスが上がった時にも大きな武器になります。
今回はオープンで2着でしたが、立場としてはまだ1勝クラスに出走できる身。
この時期の3歳ダート1勝クラスは、条件だけを見ると簡単ではありませんが、能力だけで言えばこの馬が一枚上だと感じます。
派手さはありませんが、着実に力を積み上げてきているタイプ。
次走、条件戦に戻るようであれば、**「人気でも逆らいにくい一頭」**として扱うつもりです。
結果以上に内容が光った今回の走り。
ワンダーディーンは、今後を占う上で確実に覚えておきたい存在です。


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