最近、種牡馬の種付け料を眺めていて、ふと思うことがある。
競馬を見ていると、どうしても「走った」「勝った」「G1馬が出た」
そういう結果に目が行きがちだけど、
種牡馬の評価はそれだけでは決まらない。
むしろ、
「何も起きていない時」にどう扱われているかの方が、
その馬の立ち位置をよく表している気がする。
一気に評価を上げる馬もいれば、
大きな失敗をしたわけでもないのに、
少しずつ下がっていく馬もいる。
逆に、特別な話題がなくても、
毎年コンスタントに産駒が走っているだけで、
しっかりと評価を保っている馬もいる。
派手さはないけれど、
「この馬なら大崩れはしない」
そう思われている存在。
競馬の世界では、
こういうポジションにいる馬の方が、
実は一番信頼されているのかもしれない。
それを見ていると、
レース予想にも少し似ているな、と思う。
強烈な一発よりも、
毎回きちんと走れるかどうか。
期待よりも、裏切らないこと。
2歳戦や若い世代のレースでは特に、
この「安定感」という言葉の重みを感じる。
種牡馬の評価が上がる、下がるという話は、
未来の答え合わせみたいなものだ。
今年の判断が、
数年後に正しかったのかどうか。
それをゆっくり見守る時間も、
競馬の楽しみのひとつだと思っている。
結局のところ、
答えを急がなくていい。
数字の裏にある流れや空気を感じながら、
「今はどう見られているのか」
そんなことを考えるのも、
競馬メモとしては悪くない時間だ。


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